廃線跡を訪ねて(1)

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うぐい川線が廃止になった翌昭和52年の7月、大鹿を訪問しました。

大鹿操車場には、まだモーターカー、客車、運材台車などが残されていましたが、軌道敷には雑草が伸び放題で、1年前とは明らかに違った様相を呈していました。


大鹿操車場跡
まばらだが車両が残されていた


軌道敷には雑草が伸び放題



モーターカー No.4



モーターカー No.71



モーターカー No.69



車庫はシャッターが閉まっていた



これは何?



エメラルド色の水を湛えた大鹿渕に架かるオレンジ色の大鹿渕橋梁−大鹿操車場と氷ヶ瀬貯木場をつなぐ鉄橋の上では、軌道の撤去作業が進められていました。貯木場と断ち切られ、森林鉄道の命脈は完全に途絶えてしまいました。


美しい大鹿渕に架かる
大鹿渕橋梁


軌道の撤去は
ほぼ完了していた


氷ヶ瀬側に搬出された
枕木等軌道の残骸


貯木場脇に止まっていた
小さな客車と貨車


氷ヶ瀬貯木場は森林鉄道廃止後も
トラック輸送で活用されていた


田島停車場跡にも立ち寄りました。村の人から、滝越−三浦ダム間ではまだ連絡用にモーターカーが行き来しているという話を聞きましたが、確認することはできませんでした。


田島停車場跡も雑草が伸び放題



停車場の裏



集材用クレーン車(?)が
停車場の片隅に放置されていた


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