うぐい川線の終焉

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昭和51年11月10日うぐい川線を訪問しました。うぐい川線ではすでに木材の輸送は終了しており、砂防工事用資材の運搬等が行われているだけでした。


夏に乗せてもらったモーターカーと
すれ違う(大鹿-小俣)
 

セメントを運んで砂利沢橋梁を渡る列車
(小俣-黒渕)
 






砂防工事の資材運搬列車が行ったり来たり(小俣-黒渕)


木曽森林鉄道の花形だった酒井製DLも、もうそのパワーをフルに発揮する場はありません。

運材台車4両を引き上げて単機回送で戻ってくる酒井製DL(小俣-黒渕)


このモーターカーを見送って
うぐい川線を後にすることにした

氷ヶ瀬には合宿所などから運んできた
机や畳を積んだ運材台車が止まっていた


うぐい川線はこの年で廃止となりました。
木曽の森林鉄道は、ついに終焉のときを迎えたのです。


かって氷ヶ瀬から分岐していた鈴ヶ沢線の廃線跡
うぐい川線もこのように朽ち果ててしまうのでしょう


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