箱根登山鉄道110号引退 2017/2/12 もどる トップ


12日のサヨナラ運転をはたしてどこで撮影するかが問題です。
11日の撮影の合い間にロケハンを敢行しました。
狙っていた小涌谷の先のカーブの俯瞰撮りは、雑木が伸びてできなくなっていました。
地図ではよさげに思えた場所も、私有地の敷地内で立入ることができませんでした。
他方、冬場は草木も枯れ、沢も涸れているので、山や沢に分け入ることができます。
いくつかの沢筋を見て回りましたが、いい場所が見つからずに引き返すことの繰り返し。
そんな中、1か所撮影できそうな場所に辿りつきました。



涸沢の縁を歩いて鉄橋をくぐった先の斜面をよじ登ると、けもの道のような踏み跡が。
軌道からは5mほど離れていますが、踏み跡に立つと木々の間から鉄橋を覗けます。
柵も手すりもなく、足場も不安定な危険な場所ですので、もちろん自己責任です。



サヨナラ運転の撮影場所も決まり、箱根湯本からLSEに乗って帰路につきました。



12日、サヨナラ運転の30分前に現地に到着。
103+107+109の3両編成がやって来ました。サヨナラ運転はこの2本後です。



110号車は前日同様108号車を従え、ヘッドライトを煌々と点灯して走っていました。



大平台周辺は大勢のファンでごった返したようです。
サヨナラ運転が通過した後の踏切で、103+107+109をまったりと撮影しました。



サヨナラ運転の強羅からの戻りはどこで撮影しようかな?
110が前になるのは、大平台先の信号所-大平台間と塔ノ沢先の信号所-箱根湯本間だけ。
とりあえず箱根湯本に戻って腹ごしらえをします。
数年前にできた2階デッキ通路を歩いていると、山から下って来る登山電車が見えます。
安直ですが、ここで撮ることに決定です。



103+107+109が下って来ました。駅はすぐですがけっこうスピードが出ています。



そして、大勢の鉄道ファンや観光客が待ち構える中、110+108が山から下って来ました。




箱根湯本のホームはご覧のようなカオス状態。これから撮影会が始まります。
すっかり人いきれした私たちは入生田に移動します。



110は、撮影会の後、入生田の車庫まで回送されるとのこと。
本線を走るのはこれが最後になると思われます。
私たちは、箱根湯本-入生田間の3線区間で110の回送を見送ることにしました。



110号電車が単行でやって来ました。
大勢のカメラマンが線路脇の通路の柵に寄りかかって撮影しています。



ひゆいは縦アングルに挑戦です。丸い回送サボは味がありますね。



かぶりついてるカメラマンたちを見たからでしょうか、運転士さんが笑っています。



ロマンスカーはこね号。LSEも引退の時期が迫っているようです。



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