須磨浦の103系 2017/2/18 もどる トップ


和田岬線の103系は、西明石の車庫に回送されるとき山陽本線を走ります。
回送とはいえ、山陽本線を走る103系には何か惹かれるものがあります。

子供の頃から遠足などでよく登っていた鉢伏山。瀬戸内海、神戸市街が一望できます。
鉢伏山の展望台から須磨浦海岸を走る103系を俯瞰してみたいなあ・・・。
帰省に合わせて、過去2回鉢伏山に登りましたが、2回とも103系は来ませんでした。
週末ごとに西明石に回送されていた運用が、その頃変更されていたのを知らなかったためです。

2月18日川崎重工から東武リバティ出場のため西明石に回送されると聞き、3度目の挑戦です。
朝の和田岬線。初電の103系が兵庫駅を発車して下りカーブを駆け下りてきました。



川崎重工で出場を待つ東武リバティ。
一旦兵庫駅の側線まで引き出され、神戸ターミナルに運ばれて前日出場の編成と連結されます。
その後、熊谷まで運ばれて、秩父鉄道を経由して東武鉄道に入線です。



103系は、和田岬側の方向幕が破れた痛々しい姿です。
今回の目的は鉢伏山からの回送シーンの撮影ですので、和田岬線での撮影はこれで切り上げます。



息を切らしながら必死で鉢伏山を登ります。子供の頃は軽々と駆け上っていたのですが・・・。
展望台から見る景色は、子供の頃から変わらず、とても壮観です。
残念ながら曇天のため、空も海も青くありませんが、冬の寒々とした感じが出て悪くはありません。
須磨浦海岸を走る山陽本線では、長い長い貨物列車がすれ違っています。



ひときわ鮮やかなスカイブルーの103系がやって来ました。山上まで走行音が聞こえてきます。



天気がいいと、青い空や青い海がきれいなだけでなく、海の向こうに紀伊半島の山々が見えます。
今度は夏場の天気のいい日に、ここで103系の回送を撮ってみたいものです。



3両×3編成、合計9両のリバティがDE10に牽引されて山陽本線・東海道本線を上っていきます。



103系は夕方西明石から兵庫に戻ります。舞子の高台から明舞団地方向を俯瞰してみました。



今回の遠征は、103系のこの上り回送を撮って終わりにして夜の新幹線で帰京する予定でした。
ところが、翌19日の朝に懐かしい電車が山陽本線を走るという情報が・・・。



(c) copyright, HIYUI & Papa All rights reserved.

もどる